先月末以来、東京は曇天続きで、まことに気が鬱し嫌になる日々であります。
涼しいのはせめてもですが、湿度が高いので不快感は失せません。
みなさんもどうかお大切に。
洵にお古い話、となりましたが、3月の歌舞伎批評を上網致しました。
地震前ということを考えますと、実に遠い昔のようであります。
昨夜1篇、先刻1篇、一応完成させました。
漸く夏季休暇に入りましたので、続いて順次、お目に掛けるつもりでおります。
能・狂言の批評も同様に考えておりますが、開設以来試験的に1公演づつの細評を挙げて参りました。
が、これだと公演数が多く、ちょっと充分に対処しかねる危険性もあって、今後はどのようにしたらよいか、現在検討中であります。
ちょうど5月分の批評を『能楽タイムズ』月評としてお目に掛けましたので、能・狂言は基本的に月評単位でまとめ、特に注目すべき問題を提起した公演は別途、単発で評論、というかたちが妥当なのかな、とも思っています。
いずれにせよ、能評については、暫時お待ち頂ければ幸いに存じます。
2011年8月 3日 | 記事URL