本日は旧暦の元日である。
みなさまおめでとう存じます。
さりとて、昨日は大寒。いよいよ一年で最も寒い時期。
おあつらえ向きに、今宵の東京は、水気が多いながらも雪となった。
元日をもって春の初めとするのが基本にもかかわらず大寒とは、間尺に合わぬ話ながら、
土台、大の月は30日、小の月は29日を限度とする旧暦では「よくあること」である。
本年は旧暦でも閏があり、このたびは3月を2度重ねるので、春が1ヶ月長くなる。
「惜春」について先般大学で試験の問題に仕立てたばかりだが、こうした年回りだと「三月尽」の季題にも特殊の興味が出てよさそうなところである。
ということで、旧歴新春の本日、閲覧履歴が30,000を越えました。
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頃日、上方芸能と日経夕刊連載と江戸千家機関誌の締切に追われておりましたが、無事円成致しましたので、1月分の能・狂言批評はまとめて『能楽タイムズ』式に上網としようと考えております。
2012年1月23日 | 記事URL