2011/9/8 能評上網いたします。 | 好雪録

2011/9/8 能評上網いたします。

最近はずいぶん溜まった歌舞伎劇評を整理・上網するのに追われておりますが(まだあります)、ちょっと目鼻がつきましたので、保留にしていた能評について今後の方針をひとまず確定致しました。
能・狂言関係でお読み頂いている方には、歯がゆいことで申しわけございません。

なにぶん、見聞予定に記載していない公演もあり(4~8月の間に能・狂言だけでも総計60公演ほど見ました)、それを個々の能評のかたちで詳細に執筆するには、さすがに時間と体力の余裕がありません。
したがって、先般も考えましたとおり、月評のかたちで翌月なるべく早期に一括して上網、中で特に論ずべき公演をピックアップし個々に細評、という形式で取り敢えず進めることに致します。
ただし、年に何回か『能楽タイムズ』の月評を担当しますので、その場合はそちらに譲り、補遺のかたちで漏れた部分を記すことに致します(9月分も同紙に執筆予定)。
とくかく、当初の目的どおり、批評家として招ぜられた公演についてはすべて何か一言論評を残すことで礼を尽くしたいと思っています。

8月は、關根祥六〈隅田川〉、塩津哲生〈野宮〉が圧巻でした。
これだけでも現在の能のある問題を照射する、刺激的な舞台だったと思います。
詳細は近日。

2011年9月 8日 | 記事URL

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